先日来られた70代の男性の患者様。

この方は、爪に異変が見られるようになったのは何十年も前。何ともないほうの足に比べて爪の伸びるスピードが格段に遅く、変色も起こり始めていたものの、そのまま生活を続けてこられたそうです。

そのうち少しずつ爪の端っこが食い込みはじめ、4~5年前からは痛みに悩まされるようになり……

それまでお友達と旅行に行ったり、誘われて飲みに行ったり、ウォーキング、大好きなゴルフ、リタイアしてからもグランドゴルフなどアクティブに楽しんでいたのに、巻き爪が痛みだしてからは だんだん出歩く事がおっくうになり、お友達からのいろんな誘いも断ることが増えてゆき……そのうち ふと気が付けば、誘われる機会すら無くなっていて「友達がいなくなってしまって寂しい。。。」…と。

最近では、お孫さんと出かけたりお散歩で歩くのも痛くて「悲しくなる。。。」「本当は行きたいのに留守番ばっかりしてる。。。」…ととても辛そうに話しておられました。

今回、矯正に踏み切られて、その日のうちに痛みから解放されました。さっそく後日久しぶりにお出かけされたそうです。「痛くなくなったことより、また楽しく歩けるようになった事が何より嬉しい！」と心から満面の笑みでおっしゃっていました。

本当によかったですね！　今まで我慢していた分いっぱいお出かけなさってください(*^^*)♪

巻き爪になったきっかけは30代の時のケガ

30代の時に、足の上に台車が落ちてきてケガをされたんだそうです。

「外傷」が巻き爪の原因になることがあります。

こちらに詳しく説明しています→巻き爪の原因

ケガによる衝撃で 爪母細胞 が損傷を受けると、それ以降 爪が変形して伸びてくる場合があり、それが巻き爪につながってしまうパターンがあります。　この患者様はまさにそのパターンです。

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。