指のお肉に食い込んでいた巻き爪でも、装具によって一旦 爪が持ち上がれば その瞬間から通常は痛みから解放されます。

ところが、この症例の患者さまは、この状態にまで改善しているにも関わらず、矯正開始から２ヶ月たっても、左足の指 (上の写真の黄色い⚫のポイント)に時折強い痛みが起きるとのこと。

じつは、そのポイントとは、右足の巻き爪とは違い、爪がさらにグッと内側に向けてお肉に食い込みながら巻き込んでいた箇所です。(下の写真の黄色い○のポイント)

爪の食い込み度は右足もけっこう深かったのに、どうして左足だけいつまでもしつこく痛みが生じるのでしょうか？  もう、そこに爪は無いのに？？

感覚とは不思議なもので、これまできつい痛みにずっと悩まされていた部分の皮膚や指のお肉が その痛みを覚えてしまっていて、順調に矯正が進んでいても、靴が当たったり何かの拍子に 以前の痛みの記憶が瞬時に呼び起こされてしまうようです。   だから “もうそこに爪は無いのに” 痛むのです(>_<“)

そのような場合は、爪は矯正されても、完全な意味で改善された！と言えるまでには少し時間が必要なのかもしれませんね。

何十年とか、長い間 辛くきつい痛みに耐えてこられてた訳ですから、その痛みの記憶が指にしみついてしまうのも無理はありません。  でも、必ずそんな記憶もいつかは消えてなくなります！

最後までサポートさせていただきますから安心してください(*^-^*)

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。