とにかく分厚くて硬くて……

巻き爪矯正の行程では、爪 (爪本体と爪の第３層目)と皮膚を柔らかくするために「足浴」といって温かいお湯に15~20分ほど足を浸けていただきます。

ところが、この患者様の爪は通常の時間の足浴だけではあまり柔らかくならず、予備矯正の際に使う、爪を少しずつ持ち上げ開いていくリフターという装具を、これまた通常の２倍の数を使わなくてはいけませんでした。(通常：２対)

これでようやく巻いていた爪が開いてきました。　でも硬いので一気に上げていくと今度は爪が割れてしまう可能性があるので、あまり攻めすぎず 加減を見ながら…

このようなハードタイプの爪でも、初診日の当日のうちに ここまで爪が開くんです♪

 

ここから１ヶ月間、普段通り普通に生活しながら矯正をかけていき…

初診から１ヶ月後の再診時、早くも食い込んでた部分のお肉がきれいに盛り上ってきて、あまり目立たなくなってきました。指の皮膚も柔らかくなりました。

矯正期間中は自宅でのケアーが大切なポイント！

じつは、装具をつければ そのまま放っておいていいわけではないんですよね～。ツメフラをつけてから次の再診日までの期間中は、患者様ご本人に毎日〈足浴(お風呂)〉と〈保湿〉をしっかりとして頂くことがすごーく大切なポイントなんです！

巻き爪に乾燥が大敵！！！

乾燥すると 爪の一番下の第３層ではケラチンが乾燥し収縮が生じます。この乾燥と収縮が巻き爪には大敵！！！　第３層目のトラブルが巻き爪を加速させるんです！　ですから矯正期間中は、毎日お風呂などでしっかり爪に水分を含ませて上げて、お風呂から出たらすぐに保湿クリームや保湿オイルを爪にしっかり塗り込んであげて欲しいんです。ハンドクリームでも全然OKですよ～♪　これは巻き爪ではない人にも是非オススメです(’-’*)♪

この患者様はこのケアーをしっかりと行っていらっしゃるとの事で、その効果が非常に表れている良い例です。次回の再診日が楽しみです！(*^-^*)

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。